2015/07/21
30歳から実践したい。3つの「痩せ習慣」

30歳を過ぎると身体の基礎代謝が下がり、若い頃と同じような生活をしていると、それだけで太ってしまう可能性があります。
ポッコリと膨らんだ下腹、ラインが分からなくなったお尻から太もも、脂肪がついた二の腕、痩せようと思って食事を減らしても、運動をしてもなかなか成果は現れにくいのではないでしょうか。
そんな悩める女性の皆さんに、3つの「痩せ習慣」をご紹介したいと思います。
1.適度な睡眠
美肌のために睡眠が大切なことはよく知られていますが、ダイエットのためにも質の良い睡眠をとる必要があります。
睡眠時間が短いと空腹ホルモンが増え、血糖値が不安定になり太りやすくなります。
肥満度は7~8時間眠る人が最も低く、それよりも睡眠時間が短くても長くても肥満度が高くなってしまいます。
就寝予定時刻の3時間前には夕食を済ませ、質の良い睡眠をとれるよう心がけましょう。
2.足りないものを補う食事を心がける
若い頃のような無茶なダイエット方法はオススメできません。
もし体重を減らすことができても、すぐリバウンドしてしまったり、体にかかる負担が大きいのでやつれた印象に見えてしまい、老けて見えることもあります。
栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。
■L-カルチニンを含む食材を摂る
おすすめは脂肪燃焼をサポートする成分を食事に取り入れる事、L-カルチニンは脂肪をエネルギーに変える作用があり、ビタミンCとの相性も良く、一緒に摂取することで基礎代謝がアップしやすくなります。
【L-カルチニンを含む食材】
牛肉や羊肉などの肉類・お米
食べすぎてしまうとカロリーオーバーになるので、足りない分はサプリメントで補うようにすると良いかもしれません。
■女性ホルモンにかかわる食材を摂る
女性ホルモンのバランスが崩れると太りやすく、痩せにくい体になる原因にもなります。女性ホルモンのバランスを整える食材を食べましょう。
【イソフラボン】
女性ホルモンと似たような働きをするイソフラボン。大豆製品に多く含まれています。
【ビタミンE】
血行を促進作用があり、ホルモン分泌も促します。アーモンドやナッツ類、ウナギなどに含まれています。
【ビタミンC】
ストレスを緩和させる働きがあります。
【ビタミンB6】
女性ホルモンの一つであるエストロゲンの代謝に必要な成分。マグロやサンマ、サケ、イワシなどに含まれています。
【EPA、DHA】
血行を促進し、ホルモンの分泌も活発にします。イワシやサバ、サンマ、ブリ、アジなどに多く含まれています。
3.ストレッチなどの続けられる簡単な運動
激しい運動は続ける事が難しく、身体を痛める原因にもなるので必要ありません。その場でできる簡単なストレッチでも代謝に必要な筋力を維持することは可能です。
肩甲骨(けんこうこつ)や首周り、胸郭(きょうかく:胸の肋骨のあたり)を動かすストレッチをするといいでしょう。
大切なのは続けること、適度なストレッチや運動は生活習慣病予防にもつながります。