2015/11/24
冬は乾燥対策が必須!

日本は春~夏は湿度が高く、秋~冬は低くなり乾燥しやすい季節ですね。
偏西風の影響で太平洋側は乾燥した空気が流れてくるので、その地方の方は特に感じると思います。
そんな原因の1つが空気の特長です。
空気には水蒸気が含まれていて、その量は冷えるほど含むことができなくなります。なので、暖かい空気を冷やすと水蒸気として含むことができなくった分は水になります。
では、冷たい空気を温めるとどうなるのでしょう?
答えは、
空気に含むことができる水蒸気の量が増えるので、空気中に水蒸気を入れようとします。
具体的に言うと、他のモノから水分を蒸発させる力が強くなるんです。
寒い時にエアコンで室温を上げると、空気が乾燥するのはこの仕組みなんですね。
人はバリア機能があるので、空気が乾燥しても干からびて死んでしまうことはないのですが、美容の点から見ると乾燥は困りものです。
空気中の湿度が50%以下になると角質層の水分が蒸発しやすいと言われているのはご存知ですか?
室内の湿度を確認してみてください。
湿度は50%を超えていますか?
超えていればひとまず安心?
でも、よく考えてみてください。
冬の間、ずっと自分の部屋にいます?
仕事や学校、その他もろもろ、お出かけしないといけないですよね。
全ての環境で50%以上の湿度が保たれていることは、ちょっと期待できないですね。
なので、この季節は保水と保湿のケアが大切なのです。
角質が乾燥すると
肌バリアが働きにくくなります。
肌バリアが働かなくなると、さらに肌の水分が蒸発しやすくなり、負のスパイラルになりやすくなります。
皮脂の分泌も低下
皮脂も肌バリアの一つで、分泌が低下すると感染症にもかかりやすくなります。
また、かゆみを感じる神経線維が角質層に上ってきて、少しの刺激でかゆみを感じやすくなります。
これが引き金で肌をかきむしったら、肌へのダメージが激増です。
肌の乾燥を防ぐには
まずは保水
角質への保水が大切です。
もちろん肌を濡らすこととは違います。
単純に濡らすと、表面の水分が蒸発するときに肌からさらに水分を蒸発させてしまいます。
基本はしっかりと洗顔した後に化粧水を与えること。
保水パックも効果的です。
つぎに保湿
保水された肌をそのままにするとやはり乾燥していきます。乾燥を防ぐバリアが必要です。
クリームで薄く肌を多い乾燥バリアで肌の水分をキープしましょう。
この時期は先手先手で、お肌の保湿や保水を心がけましょう。
室内湿度対策も
加湿器や、ふく射熱を利用する床暖房、オイルヒータなども有効です。
床暖房は部屋全体が温まらなくても暖かさを感じることができ、底冷えもなく、のぼせもなくて良いですよ。
ヴィヴィアーニのおすすめ
お肌への保水ならフェイスマスク
美容成分だけでできたくずきりのような透明ジェルタイプのマスクです。保水された部分は薄くなっていくのが特徴です。
理由はかんたん。水分をたくさん必要とする部分にはたくさん吸収されるので、その分マスクが薄くなるんです。
1回10分間の使用で、10回が使用目安。薄くなる最後は小さくちぎって、首や手など部分保水にも利用できるので、最後まで無駄なく使えます。
肌に付けたときの気持ちよさに加え、パック後のもっちり感、しっとり感がなんとも言えません。
マスクの使用後は、必ず乳液などで「保湿」してください。